2012年07月03日

真のコア・コンピタンス

当社のコア・コンピタンスは?と聞かれても
未だに答えられない状態です(笑)
答えられないところが「強み」?かな。

ある戦略を打ち出して「強み」を作り出していく。
でもある瞬間にそれまでの「強み」だったことがそうでなくなる。

凄まじい変革の世の中で、本当に強い会社とは、
柔軟性に富んだ柔らかい粘土のような会社なのかな。


介護保険サービス事業のリスクの中でも大きいのは
「制度改正のリスク」です。

自分たちが良かれと思ってやってきたことが制度改正でいとも簡単に
価値がないものに変わる。
(本当はそうは思っていませんが...)

制度に翻弄されながらも、その流れに乗ることが事業運営にとても
大切であることは周知のごとく。


先日ある研修会に参加した時、講師の方が
「国が行う事業はどんなに厳しくなっても運営を続けられるようになっている。」
とおっしゃっていました。

「人ごとだよな」と思いながらも、ちょっと勇気づけられた言葉でした。


これまでの制度改革やこれからの制度改革内容の予想をしても
「理にかなったもの」であることがわかるし、見るところをしっかり見て
抜け目無い、頭がいい人たちによって作られていることに感心してしまう。
すべてのものの折り合いをどうとるか…
そして継続させ、発展させていくために…  血のにじむような作業です。


しかし、

本質を見抜く目はどこにいたって同じ。

そして

いつだって、答えは現場にある!

その信念さえあれば、逆境に耐えることも、流れに乗ることもできるような気がします。


制度改正を横目でちらちら見て気にしながらも、
「本物の強み」を作り出していかなければいけません。



そういえば、一つ大きな強みがありました!


必要な時に、ベストなタイミングで、素晴らしい人たちと出会っている。


たくさんの人たちに助けられていることに日々感謝し、
もっともっと恩返しができればいいな...




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