2014年04月12日

重複

「空白」の話をしましたが、逆に「重複」も生まれます。

重複している部分がそのまま空白を埋めてくれればいいのですが、

そううまくは行きません。

パズルと同じで、空白部分に重複部分をうめようと思っても、

完璧には埋まりません。

でも、空白部分が大きくなればなるほど、重複部分はそれに反比例して

小さくなると思われます。


空白部分を広げることは、リスクを大きくします。

そして、あまりにも保守的になると「重複」は拡大します。

重複は個人の価値を下げ、ムダを作ってしまう可能性があるので、

空白部分を限りなく埋めるとともに、重複部分もなくしていくことが望ましい。

何に対しての重複が無駄なのかという分析とともに、

空白部分を広げるための覚悟もたまにはいるということです。


経営や組織作りはパズルです。



この記事へのトラックバックURL