2016年01月21日

認知症介護 vol.1

認知症の方への介護を考えていくうちに、

一番大切なことは、認知症の方をどうこうしようということではなく、

介護をする側の心(人間性)の訓練が一番大切なように思えてきました。

認知症の方への介護が上手な方を見ていくと

まず短気な人はいません。

そして根本的に「相手を受け入れる能力(才能)」がある人が多いです。

これは訓練することができるかどうかわかりませんが、

編集長の統計でいくとそうなります。

もちろん認知症という病気をしっかり理解することが大変重要ですが、

それを生かしてその奥にある「その人」を見る力がやっぱり大切なのです。

認知症の方へ接するのも、非行少年へ接するのも、

いつも怒っている憎たらしい上司へ接するのも、同じと言えば同じです。

相手の状況への理解と、「一人の人間」へのアプローチ。


編集長ができる訓練としては、

少し反抗期気味の姪を理解して、何を言われようがそんなに怒らず、

なるべく「あるがまま」を受け入れて、寄り添って共に歩んでいく。

言葉の裏にある隠された言葉(思い)をくみ取っていきます。

そういうところから始めていきたいと思います。

短気である編集長にとっては難関です。


悪態をつかれたことを思い出しだんだん怒りがこみ上げてきました。

やっぱり認知症介護には向いていないと今発見しました。

こういう人間にはやはり他に技術がいるようです。

引き続き研究を続けていきたいと思います。



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