2012年05月31日

笑顔発見委員会(*´∀`*)

デイサービス独自のアセスメントグループ、「笑顔発見委員会」。

委員はもちろんデイスタッフのみなさん。

その名の通りご利用者の笑顔を発見する委員会です。

ご利用者の好きなことのみに着目するのがポイント。
好きな食べ物、好きな映画、行きたい場所、好きな有名人、趣味。。。etc
気づきや発見があった時点で専用ボードに書き込んでいくシステム。


出会った当初からすべての情報を得ることはできません。
特にケアマネから送られてくる情報は基本的な情報に限られることが多い。
そのため、デイ独自で、デイの目で利用者を観察し、情報を収集する必要があります。
ご家族からの情報、ケアマネからの情報、日々のコミュニケーションで得られる情報、
たまたま得られた情報、

こういった情報が本当に貴重なんです。


日を追うごとにどんどんいろんなことが発見されて、
時には「えっ?そうだったの?」と思ってしまうような意外な発見も数多くあります。


認知症の方のアセスメント「センター方式」とともにいこいの里では
積極的に情報収集に励み、そこから日々のケアにつなげています。
単純なことですが、かなり効果の高い手法です。


マイナスの面に着目すると、
歩けない、食べれない、性格が暗い、嫁と仲が悪い...
それをどうすればいいか考えてしまう。(もちろんこれも必要な情報ですが・・・)


例えば、


歩けない人に歩けるようにリハビリを・・・

or

コーヒーが好きならば、喫茶店に歩いていけるようにちょっと運動しよう!


どちらが笑顔でリハビリを行えるか想像できますね。
もちろん動機付けの基本法則ですが...

徹底的に笑顔が発見できる情報を収集していき、
常に得られた発見からよりよいケアにつなげていくという姿勢でのぞむことをスタッフが
共有できるシステムと言えます。

デイスタッフが開発したシステムは常に改良を加え、質を上げています。



「笑顔発見委員会」

今後、このブログでも時々登場すると思います。



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